ツイードスキン。
太い紡毛糸を使って織られた平織り、または綾織りの生地の総称です。
スコットランドのツイード河流域で織られていることからこの名前がつきました。
スポーティー感覚でカジュアル・ジャケット用服地。
もっとも有名なハリス・ツイードは、スコットランドのハリス島で織られた手織りツイードで高級品。
ツイードはアイリッシュ・ツイードとも呼ばれアイルランドのドネガル地方で、この地方の羊毛を使って織られたもの。
糸の太さにムラや、節があるのでラフな感じの生地です。
スポーツ・ジャケットに使われます。
さて、「シャトウチ」なるものがあります。
ヒマラヤの高地に生息する、アイベックスと呼ばれる山羊の、のどから腹にかけて生えた、産毛のみを拾い集めて織られたショールのことです。
これは現存する動物繊維の中でもっとも品格があり、細いといわれているもの。
繊維の太さは、普通のウールで20ミクロンくらいですが、カシミヤが18ミクロン、内蒙古オルドス産カシミヤが14ミクロン、また、ビキューナーが12ミクロンというのに対して、このシャトウチは5~8ミクロン、毛の中心は空洞になっているといいますだから、いかに繊細なものかがわかりますよね。
しかもこのアイペックス、現在確認されているものでは、地域によっては7000頭もいないらしいのです。
ハミルトン カーキの腕時計をするようなお洒落な男性なら、ちょっと興味がわく話なのではないでしょうか。
シャトウチは昔からインドのマハラジャに重宝されてきた織物ですが、1枚のショールをつくるのに、なんと7~8年もかかって毛を拾い集めているといいます。
北部インドのラダック地方レイが集積地。
ここで平織りされ、ヒマラヤショールとも呼ばれています。